【台湾だけじゃない!?】シンガポールでGIANTのロードバイクを安く買って来るというお話
GIANTの自転車がいかに高コスパなのかということは、雑誌での特集記事等で一般的に知られるところとなって来ましたし、最近のGIANTはデザイン的にも素直にかっこいいと思えるものも増えてきています。(カラーリング等はもう少し落ち着くと尚良ですが。。)
かくいう私も用途に合わせて数台の自転車を所有していますが、GIANTの自転車も数台持っていて、GIANT中心の自転車ライフを楽しんでいます。
以前、GIANTのお膝元である台湾でGIANTの自転車を安く買ったという記事をお見受けしたことで、もしかしたらシンガポールでも安く購入できるのではないか?ということで、調査を行ってきました。
(実際に安く購入できたので、購入記ということでまとめています)
〈2018年6月更新〉
実際の購入金額等、改めて纏めました。
台湾でGIANTを買うと安い?!
GIANTの自転車は台湾の巨大工場て一括大量生産を行うことによって高コスパでの供給が可能となっており、台湾では日本より安く販売されているようです。
台湾といえばGIANT、台湾でGIANTの自転車を安く買うという話 | サラリーマンを趣味にする(趣味リーマン)
記事での価格を参考にさせて頂き、計算してみると、現行モデルで最高で約20%オフといった感じでした。
(割引率やパーツ構成はモデルごとに異なるので、要確認)
実はシンガポールでも安く買えた!
さて、では今回滞在しているシンガポールではどうでしょうか。
まずは、シンガポールでのGIANTストアをチェックしてみます。
Google Mapにて、シンガポールの自転車屋さんをチェックすると、
中心部に偏っていますが、スポーツ自転車販売店は結構たくさんあります。
こういった店にも顔を出してみましたが、半分がファッションとして自転車を提供するお店(勿論、ロードバイクやMTBを扱っているが、価格は高め)で、その他の半分が専門店といった感じでした。
次にGIANT取扱店を調べてみると、Google Mapではこんな感じ
1つはマレーシアのお店が表示されてしまっており、もう一つは、スーパーマーケットのジャイアントの自転車売場wが出てきてしまっているので、実質2か所ですね。
- Tay cycle:Google マップ
- Giant store:Google マップ
ネットで調べてみると、シンガポール国内の正規代理店はCappa Tradingという会社で、上記の下側のお店が、Cappa Tradingの店舗だそうです。
ということで、バスに乗ってGiant storeに行ってきました。
実は行ってから知ったのですが、丸で囲ったブロックは自転車の正規代理店(っぽい)お店がたくさん集まった場所でした。
確認できたのは
- GIANT:Google マップ
- Cannondele:Google マップ
- Specialized:Google マップ
- Scott:Google マップ
全てCappa Tradingが運営しているのかな?とか思ったりしましたが、定休日や営業時間が異なるので、そうではないのかもしれません。
写真にはありませんが、Scottはこれよりも南角側にあります。
どの店舗も大きく、商品在庫も多いので、どのメーカーか決めきっていなくても一見の価値はありそうです。
どの店舗も現行モデル以外の旧モデルの在庫があり、それが破格と言える価格で売られていたりしました(スペシャなんて、裏の在庫スペースに2014年とかのモデルが置いてあって、びっくり。店員氏いわく、フレームセットを組み上げて完成車で販売するんだと言っていました。)
肝心なGIANTの店内はこんな感じ。
ところ狭しとロードバイク、フレームセットがディスプレイされています。
MTBも負けないくらいの品数
アパレルやパーツ、ホイールセットなんかも結構な種類がありました。
ちょっと驚いたのが、LITESPEEDのフレーム(これはチタン??)やGIANTの2010年代前半(変な言い方?)がセール価格で販売されていました。(玄人向け情報ですね)
微妙な写真ですが、目当ての車両も、アリマス!!
ところで、このお店は店員さんが7,8人いるのですが、対応してくれた店長(っぽい人)も女性スタッフもとても対応が良く、日本の専門店的な排他的雰囲気はまるでありませんでした(まぁこういった店にはそれぞれ事情があるのでしょうから、それ以上は言いませんが)
今回はBugisのコンドに滞在しているのですが、その日のうちに(通常は翌日だったような)滞在先に配送してもらいました。(有料:S$20)
日本への持ち帰りは大丈夫?!
さて、もしも目的の自転車が良い価格で見つけられた場合、シンガポールから日本に持ち帰る場合はどのようにすればよいのでしょうか。
日本人であれば、JAL、ANA、SQのフライトを利用する場合が多いでしょうから、各社の対応を確認してみましょう。
JALの場合
ANAの場合
シンガポール航空の場合
購入する自転車は一般的に32kgを超えることはないでしょうから、重量はクリア(ただし、他の荷物との合計重量は要注意)
サイズに関しては、今回は購入するかもしれないということで、オーストリッチの定番輪行バッグ、OS-500を持参しましたが、梱包箱のまま持ち帰るか思案中です。
これら預入荷物の規約は変更される場合がありますので、各自航空会社の国際線手荷物のスポーツ用品の項をご確認下さい。
結局どれだけ安く買えたのか
今回は、自転車を趣味に始めた父親用に、元々狙っていたモデルがありました。
2017年モデルのTCR SLR 1で、現在日本で2017年モデルは在庫処分品です。
が、人気だったのか、それとも売れないのでそもそもそんなに輸入はしていなかったのか、Giantの旧モデル処分割引(たしか15-20%)適用後は国内でMサイズの在庫は皆無でした。
GIANTのバイクでシックなカラーのものって意外と少ないんですよねー。
私自身は蛍光カラーが入ったモデルに乗っていますが笑
で、肝心なTCR SLR1、2018年モデルとはグロッシーなシルバーのカラーリングや新型アルテグラ以外に、大事な(譲れない)変更点がありまして、
なんとホイールのグレードが下げられているのです。
2018年モデルは、P-R2(実測2,083g)
2017年モデルは、P-SL1(カタログ値1,585g)
P-R2はカタログ重量を見つけられず、実測値となってしましましたが、SL1のほうは、GIANTの名が付いただけで不当に安く取引されている(以前ヤフオクで2万以下で手に入れました)ミドルグレードアルミリム完組ホイールで、
重量的には、有名どころだと、
カンパニーロのZONDA(前後1,596g)
シマノの定番アップグレードホイール、RS500(前後1,649g)
シマノ WH-RS500 前後セット チューブレス・クリンチャー対応 アルミホイール EWHRS500FRL
- 出版社/メーカー: SHIMANO(シマノ)
- メディア: スポーツ用品
- この商品を含むブログを見る
フルクラムのRacing 3(前後1,555g)
に負けないホイールだという印象で、私自身も練習用にガンガン使っていますが、DT swissのハブのおかげもあってか、軽さだけでなく、掛かりの良さも感じて気に入っているホイールです。
購入価格について
日本では定価23万円のバイクです。
仮に旧モデルセールで20%オフで購入できたとして、
23万円(税抜)×0.8×消費税1.08=198,720円
今回の購入価格は、どんっ!
S$2199(税込)- S$121(GST還付)×83.74円=174,012円
日本の定価から約30%オフで新車を手に入れることができました。
まとめ
今回は、
- シンガポールに滞在する予定があった
- 予定に比較的余裕があった
- どうしても欲しいモデルがあった
等、条件が良かった、状況がそうさせたといった感は否めませんが、結果として30%オフで狙っていた自転車を手に入れることができて大満足です。
当初、GIANTのお膝元の台湾で20%程度のディスカウントと知っていたため、その程度がいいところかと考えていましたが、旧モデルを上手に見つけたという点を考慮してもシンガポールでも台湾に負けないくらいGIANTを安く購入できるということがわかりました。
もし台湾にわざわざ自転車を買いに行く機会はないけど、シンガポールに行く機会はあるという方は、是非試してみて下さい。
まずはメールにて在庫と価格の問い合わせを行ってみては如何でしょうか?
Email: cappa@pacific.net.sg
シンガポールの情報収集に便利なプリペイドSIMに関しても記事を書いたりしています。