お金は寝かして増やすために、つみたてNISAのつみたて申し込みをしました

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以前SBI証券につみたてNISA口座を開設したことをお知らせしていましかが、迷った挙句、つみたてる商品を決定し、買い付け申し込みを済ませました。

 

toolboxmeet.hatenablog.com

 

まぁ正直誰も興味はないと思うのですが、自分なりの視点で、選んだポイントを纏めてみようとおもいます。

 

20年ガチホでつみたて続けるために

私は投資は好きですが、仕事ではありませんし、時間は有意義に使って生きていきたいと考えています。

ということは、投資に掛かる時間や手間はできるだけ少なく、なおかつその条件下で最大のリターンを得たいと考えています。

つみたてNISAはそもそも、そういった理念の基、国の肝いりで作られた制度ですし、選べる金融商品投資信託)もその理念に合致するものばかりで、基本的にはどれを選んでも大きな間違いはないものと考えています。

(少なくとも銀行の窓口で言われるがままに積み立てる投信なんかとは大きな差があると言い切っていいと思います)

 

私がつみたて商品を選んだポイント

とは言え、120程度の選択肢があるなかで、自分のこれまでの金融商品ポートフォリオや、投資したい資産クラスによって商品の良し悪しは当然出てくるものと思います。

 

  • 20年間不安なく無心で積み立てられるもの
  • 株式シフト型のリターン重視のもの
  • これまでの資産ポートフォリオを補完するもの

という3つのポイントで投資商品を選んでいくことにしました。

 

20年間不安なく無心で積み立てられるもの

20年って長いです。

人生80年だとすると人生の1/4の時間です。

しかも29歳の私にとっては、これから家族を持ったり、ますます仕事に没頭したり、これまで知らなかった様々なことに興味を持ったり、人生の濃度がますます濃くなっていく20年間だと思います(というかそうあって欲しい)

 

そんな20年間にわたって、年間40万円の少額とは言え、投資している商品の騰落が気になって、生活が邪魔されてしまうのはナンセンスだと思っているんです。

 

そういった意味で、20年近く経って、20年間の世界経済の進展とともに、投資を初めた商品がその歩調に合わせて、複利と相まって、2倍か3倍なんかに増えていると、そんな幸せなことはないですよね?

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複利はお金がお金を稼ぐ仕組みと言える

稼ぐという言い方が必ずしも正確かはわかりませんが、同じ元本を単利で運用するよりも、複利で運用すると、増えたお金が更にお金を増やすという効果が大きくなります。

 

積立はリスクを分散しリターンを高める効果がある

同一金額の積立投資は、商品価格が下落した際には安い価格で多く、上昇した際には、高い価格で少し購入していく投資方法です。

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世界の経済が、少々の波を伴いながら、緩やかに成長を続けるものと信じるならば、毎日、毎週、毎月、毎年といったタームで、分散しながら高いときも安いときも投資を続けるということは、高値づかみを防ぎ、相対的にリスクを軽減しながら、リターンを最大化する方法として広く知られているものです。

 

これらの大前提に基づきながら、20年間不安なく投資を続けられる

  • 世界経済の成長に恩恵を受けられる商品
  • 信託報酬等のコストが小さい商品

を選択したいと思います。

 

株式シフト型のリターン重視のもの

http://www.fsa.go.jp/policy/nisa/20170614-2/26.pdf

金融庁HP:つみたてNISA対象商品一覧〉

 

つみたてNISAの対象商品は国内外のインデックス指数(日経平均MSCI、それらの複合バランス型)を採用したものがありますが、個人的には今後も先進国、とりわけ米国株式が世界を牽引する構図が引き続くものと考えています。

もちろん過去に経済危機の発端となったのも米国ではありますが、米国はそれらの困難にも、他国経済よりも早く回復を遂げてきたという歴史的事実があります。

未来を予想することが出来ない凡人の私は、粛々と歴史に学ぶこととし、米国経済を中心とした商品を選びたいと思います。

 

これまでの資産ポートフォリオを補完するもの

私はこれまでも少額ながらも、3年程前から投資を続けてきました。

もちろん最初は知識もなく(今もですが)試行錯誤、見よう見まねで投資を行い、インデックス投資という世界全体に投資を行う投資法に出会うに至りました。

 

全面改訂 ほったらかし投資術 (朝日新書)

全面改訂 ほったらかし投資術 (朝日新書)

 

 (それも、一冊の書籍との出会いだったわけですが。。)

 

紆余曲折を経て、現在では

  • VTI(米国株式ETF):100万円程度
  • VT(米国株式ETF):10万円程度
  • 日本個別株:800万円程度
  • 上場インデックスファンド海外新興国株式:10万円程度
  • eMaxxis Slim 先進国株式インデックス:数万円←毎日つみたて中

  • DCつみたてNISA日本株インデックス:数万円←毎日つみたて中

 

なにを血迷ったか、個別株800万円は含み損がひどいのですが、ある程度のところで売却し、自分なりに描いたポートフォリオの構築資金ししていきたいと考えていますが、現在のところはこんな感じ。

 

ということで

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私が目指す、

  • 先進国株式クラス:50%
  • 日本株式クラス:20%
  • 日本債券クラス:20%
  • 新興国株式クラス:10%

というPFを構築するためには、現在のつみたてをブーストアップできるような先進国株式クラスの商品を買い増していくことに決めました。

 

候補になる商品は?

自己分析の結果(笑)、これらの要素を導き出す事ができました。

  • 世界経済の成長に恩恵を受けられる商品
  • 信託報酬等のコストが小さい商品
  • 歴史に学ぶこととし、米国経済を中心とした商品
  • 現在のつみたてをブーストアップできるような先進国株式クラスの商品

 

まとめると

 

信託報酬が安く、米国株式のメインとした先進国株式クラス商品のうち、繰上償還のリスクが低いもの

となりました。

 

この条件に合致する商品として私が興味を持ったものが、

  1. 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
  2. EXE-i つみたてグローバル(中小型含む)株式ファンド

で、どちらも”FTSE Global All Cap Index”という同じ指数に連動した商品となっています。

 

www.churio807.com

 

じつはこの2商品は、ネット証券2強の楽天証券SBI証券がつみたてNISA向けにガチで仕込んできた本気弾で、界隈ではとても有名な商品なのですが、今回私は、本物のVTを所有していることと、実質コストが少し安いを考えられる

EXE-i つみたてグローバル(中小型含む)株式ファンドを毎日つみたてで積み立てる

ことにしました。

 

雨の日も風の日も楽しい日も辛い日も、無心で毎日1619円ずつ積み立てた結果が20年後にどうなっているか、もしかしたらこの小さな行動も毎日の小さな楽しみになっていくのかもしれません。