【完全版】GT6のアップデートエラーはSSDへの換装で解決しよう

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PS4グランツーリスモスポーツ?が話題ですが、私はまだまだGT6派。

以前自分のために書いたアップデートエラーからの復旧方法について、参考にして下さる方が多少いっらっしゃるようなので、完全に解決するための方法を纏めてみます。

 

 

toolboxmeet.hatenablog.com

 


 

アップデートエラーはHDDが悪さしている?

以前、試した方法手順は以下の通り。

  1. 高速通信環境でのアップデート
  2. ファイルシステムの修復
  3. データベースの再構築
  4. ゲームデータキャッシュの削除(PS3の初期化)
  5. HDDをSSDに換装

 

1は皆さん良い通信環境でプレーされているから問題なく飛ばすとして、

2のファイルシステムの修復

3のデータベースの再構築を行うも結果は同じ

4で、意を決して、ゲームデータの保存を行い、PS3の初期化

 

と順を追って試しましたが、全部結果は変わらずにだめだったわけです。

ここで5のSSDへの換装を決めたわけですが、そもそもHDDでプレーすることに無理があるのかな、と気持ちを入れ替えて、思い切って交換してしまうのが良いと思います。

PS3全盛の数年前には効果だったSSDも、今では容量を選べば数千円で購入できる時代。いい時代になりましたね。

私は奮発(って言うほどでもありませんがね。。)してAmazonランキング1位の250GBを購入しましたよ。

 

SSDの交換作業は簡単?!

自作PCを制作したことある方(はこんなページ読まないでしょうが)なら余裕のよっちゃん

そうでない方でも丁寧に作業すれば失敗する心配はいりませんし、所用時間は2−3時間程度掛かりますが、そのほとんどがデータ読み書きのロード時間ですので、ハードルはそれほど高くありません。

 

用意するもの

  • 交換するSSD
  • 工具(小さめの+ドライバー)
  • USBメモリ(16GB程度、データバックアップ、ソフトウェアインストール用)
  • インターネットに接続可能なPC

 

まずはSEN(Sony Entertainment Network)アカウントの作成

これ、めっちゃ重要です!

はやる気持ちを抑えて、まずはアカウントの作成(作成済の場合はIDとパスワードのメモを)行って下さい。

これを忘れると、換装後にデータの復旧が出来なくて、泣くことになります!

 

HDDのゲームデータバックアップを行う

PS3を起動し、用意したUSBメモリ(予め空にしておきましょう)をUSBポートに差し込む

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「設定」の「本体設定」を選択。

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「本体設定」の中の「バックアップユーティリティー」を選択。

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「バックアップ」を選択。

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「トロフィーデータはバックアップされません」と注意がでるので「はい」を選択します。

※トロフィーデータはバックアップできないため、必要な場合はPlayStation®Networkのサーバーに保存します。事前に「サーバーと同期」しておきます。

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接続しているUSBメモリが表示されるので、それを選択します。
USBメモリにデータが入りきらない場合は、いらないデータ(インストールデータなど)を削除するか、容量が多いUSBメモリを使用してください。

 

PS3のシステムソフトウェア(OS)をDLする

システムソフトウェアが入ったHDDをツルツルまっさらのSSDに換装するために、OSの焼き直しが必要ですので、ネット上から、最新のシステムソフトウェアをDLしておきます。

 

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ソニーの公式な手順は上記の通り。

ネットに接続したPC上で、USBメモリに、記載通りのフォルダを作成し、

PlayStation®3 システムソフトウェア アップデート | プレイステーション® オフィシャルサイト

から、最新のシステムソフトウェアをDLして下さい。

 

SSDへの換装作業

さぁ、ここまでの準備が完了して、やっとこさHDDをSSDに換装する作業に移ります。

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特に注意すべき点は、、ありません笑

というのもあれですが、強いて言うなら、最初のベイカバーの取り外しが少しコツが要りますので、力をかけすぎて壊してしまったり、本体を投げてしまわないように、安定したテーブル等の上で、落ち着いて作業するようにして下さい。

 

システムソフトウェア(OS)の再インストール

さて、SSDを換装して組み上げたPS3にOSを再インストールしていきます。

本体に

を接続して、PS3本体電源からPS3を起動します。

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起動すると、上記のような画面が出てきますので、OS入りのUSBメモリが刺さっていることを確認し、画面に従って、「STARTボタンとSELECTボタン」を同時に押下します。

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新しく入れたSSDのフォーマットを開始するために、再度「STARTボタンとSELECTボタン」を同時に5秒以上押します。

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フォーマットが完了すると、システムアップデートと再度本体の起動処理が行われ、初期設定画面となりますので、画面に従って、セットアップを行っていって下さい。

ここまでで、SSDに換装したPS3の再セットアップが完了したことになります。

データの復元作業

次は、以前のHDDからUSBメモリに移したゲームのセーブデータをSSDにリストアする作業です。

 

手順は

  • 設定
  • 本体設定
  • バックアップユーティリティー
  • リストア(復元)

と選択していき、リストアを開始します。

この時、「リストアする前に本体ストレージ内のデータが全て削除します。」と出ますが、本体SSDにデータはありませんので、気にせずに進めて下さい。

 

ここで、先ほどバックアップをとったUSBからデータを選択し、リストアするデータを選びます。

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これで、ゲームのセーブデータのリストアが完了しました。

 

SEN(Sony Entertainment Network)アカウントのログイン

メニュー画面から、最初に確認したSENアカウントにログインし、これでゲームでプレイできる状態になりました。

 

最後に肝心の、GT6アップデート(Ver. 1.22)を行う

さて、最後に全ての元凶となったGT6自身のアップデートを行います。

最新版は、2015年12月のVer. 1.22です。

通常の手順に従ってアップデートを行いますが、SSDの恩恵か、アップデート作業もスムーズに進行しますね。

HDDではいつも引っかかっていた部分も、難なくクリア。

これでやっと最新版(古いけど)で遊べますね!

 

まとめ

今回、私の場合は、新品購入時のVer. 1.00の状態から、最新のVer. 1.22にアップデートをしようとしました。

HDDのままでは、うまくアップデートできなかった理由として

  1. HDDの古いシステムソフトウェアとGT6アップデートの相性が悪い
  2. HDDへの書き込み速度ではGT6アップデート実行時にタイムアウトとなる

あくまで仮説ですが、このような理由で、SSDへの換装を行わなければ、GT6のアップデートに成功しなかったのではないかと考えます。

 

長くなりましたが、これにて復旧作業は終了です。

やっとGT6で遊べるようになりましたね。

SSDに換装したことにより、ロード時間もかなり短くなったので、以前よりも快適にゲームが楽しめると思いますし、自分で手を加えたPS3にはますます愛着が湧くってもんです。

 

では、良きGT6ライフを!

 

〈今回使用したアイテム達〉

 

 

 

 

ベッセル(VESSEL) ドライバーセット ファミドラ8 TD-800

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