ボーイング787-10ビジネスクラス搭乗記 おすすめのシートは??

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シンガポール航空チャンギ関空、話題の最新機B787-10のビジネスクラスに搭乗しましたので、シートや食事・サービスに関して紹介していこうと思います。
 

B787-10型とは?

シンガポール航空が世界の航空会社に先駆けて導入した最新機材のB787-10は、シンガポール関空路線に2018年7月より導入された機体で、最新機らしいスマートなアレンジメントが売りの機材です。
 

おすすめのシートは?

せっかくのビジネスクラスですから、座る座席にもこだわりたいものですよね。
B787-10のシートアレンジメントは下の通りとなっています。

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実際の雰囲気はこのような感じで、最新機材らしいスマートな雰囲気なのがわかっていただけると思います。

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おすすめの座席はもちろん人によって異なるとは思うのですが、窓側席Aのコンパートメントが窓側、反対の窓側席Kのコンパートメントが通路側になっていますので、眺望をより楽しめるのはKの座席だと思います。

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【写真は私が座ったAの座席】

多彩な素材を使い分けたシートが魅力的

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今回は、私はA側の座席に座りました。
以前、ANAB787-9のビジネスクラスに乗った際と比べて、シート周りの素材の使い分けが上手だなと感じました。
787−9のときには、レザーとプラスチックといった感じでしたが、787−10では、アルカンターラ調のシートバックや、カーボン調のシートカバーのパネル等、単なる化粧素材の使い分けですが、単調な感じがせず、座っていてもとても心地が良かったです。

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一点、残念というか、B787−9と比較して微妙だなと感じたのは、脚を伸ばした際に、脚を入れるフットスペースと、シートが完全に真っ直ぐではなくて、少し窮屈感がありました。
シート幅が従来に比べて広くなっているように感じたので、その弊害があるのかもしれませんね。
もう一点、コンパートメント側のアームレストが、上下に可動して、格納できるようになっているのですが、体のポジションを変えるために、少し体重をかけただけで、下に落ちてしまうので、気を使いました。
別途ロックボタンを設けるなど、他にやりようがなかったのかな?という感じはします。

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また、シートベルトが3点式になっています。
3点式??って感じだと思うのですが、通常、航空機の座席のシートベルトは2点式で、腰回りのみを固定するタイプなのですが、787−10のビジネスシートは3点式という自動車と同じタイプの肩から降ろしてくるタイプのシートベルトになっています。
一般的には2点式より、3点式のほうがホールド性が良いと言われますが、飛行機の座席のシートベルトに適しているかといえば、ちょっとわかりません。
特に、女性や子供の場合、ベルトが首に掛かって擦れてしまい、不快に感じる方がいるかもしれません。

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【写真は一般的な3点式シートベルト】

エンターテイメントシステムも先進的

以前、ビジネスクラスシートのエンターテイメントモニターが大きくて、家の心地よさというエントリーを挙げましたが笑、
787−10のエンターテイメントシステムもこれまた秀逸です。
エンターテイメントの内容はシンガポール航空搭乗時には毎回思うのですが、当然日本人向けではないので、コンテンツの内容的に、私自身はあまり満足はしていないのですが、エンターテイメントのコントローラーがまるで、PSPのようなポータブルゲーム機な感じで、とても使いやすかったのが印象的です。

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搭乗後に面白いものを見つけるのに時間がかかるので、KrisフライヤーのAppで事前にコンテンツを選んでおき、搭乗後にエンタメシステムでログインして利用するのがいいんでしょうね。
 

食べ物がめっちゃ出てくる

ビジネスクラスって、搭乗前のラウンジから軽食を済ませて乗ると思いますし、乗ってから降りるまで、常に何らかつまむものが出てくるので、いつもお腹いっぱいという状況が続いてしましますよね。
 
今回の搭乗は、昼便のSQ622だったのですが、搭乗後すぐのウェルカムドリンクで、シャンパンとナッツが出てきました。
その後、小一時間程度で、昼食(え、ラウンジで食べたよ。。)が出てきました。
お腹もあまり空いていなかったので、和食を頼みました。

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最後のデザート、青のりが振ってあるように見えて、なんじゃこりゃと思ったのですが、食べてみると、抹茶のティラミスで、今回一番おいしかったかもしれません。
その後、フルーツ、チーズがサーブされましたが、さすがにお腹がいっぱいでお断りしました。

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さいごに

 
B787-10 の最新機材に乗る機会を持てて、とても楽しかったです。
乗り物はやっぱり最新がいいですね。
 
 
合掌。