HTC One E8 〜Nexus5と比較してどうなの??〜
どうにもこうにも、ガジェットが好きで、海外に来るとつい、ガジェットショップ巡りをしてしまいます。
先日、マレーシアの電脳街である、LOW YAT PLAZAに行った時に幾つか興味を引いたものがあったので購入してみました。
HTC One E8 アジア版
HTC One (E8) ハードウェアレビュー!! ”廉価版”と感じさせない1台 | HTC速報
日本ではあまり存在感のない?HTCです。
auから発売された、HTC22(HTC One M7ベース)を初めて見た時は、
お、かっこいいAndroid端末が出てきたな
と、思っていた程度で当時は入手するには至りませんでした。
アジア圏ではかなり人気があるみたいで、日本とはケタ違いのラインナップの充実具合です。
M8に関しては、日本で未発売の端末ですが、そのデザインの良さから、かなりの人気があるみたいですね。
なぜかHTC One E8を買う
M8のカッコよさは、その人気からもわかるように、折り紙付きなのですが、如何せん金属ボディに傷がつくことが不安で、なんとなく食指が動きませんでした。
E8もその廉価版とのことだったので、あまり気にも止めていませんでしたが、グレーのモックアップを手にした時に、
ん、これ欲しいかも
と思ってしまいました。
理由は(メイン機のNexus5と比較して)、
- Android端末として完成度が高い(マットグレーの質感が良かった)
- バッテリー容量が大きいこと
- HTC Sense6の出来が良い
といったことが挙げられます。
Android端末として躯体完成度が高い(マットグレーの質感が良かった)
デザインはM8と基本的には同じで、Nexus5より一回り大きいですが、角のとれたボディは手によく馴染みます。
また、私は出来ればスマホは裸で使いたい派なので、単体でのcoolさはもちろんのこと、裸で使っているときの汚れや劣化が非常に気になります。
ですので、某ソニーのXperiaなどは、眺めているときは悪くないと思ったりしたのですが、裏面ガラス面におもいっきり指紋汚れが付着するのがイヤでどうも馴染めません。
マット処理の耐久性(マットコーティングが剥がれたり、破れたりする)や、汚れにくさはNexus5でだいたい分かっていたので、その点心配はありませんでした。
E8のカラバリは、このような感じで、少しわかりにくいですが、樹脂マット、光沢ボディが混在しています。(おそらく、ホワイト、レッドは光沢、グレー、ブルーがマット)
バッテリー容量が大きいこと
Android5.0にアップデート以降、1年弱使ったNexus5のバッテリー消費が異常なスピードで、結構困っていました。常時モバイルバッテリーを携帯していないと不安なくらいでした。
Nexus5のバッテリー容量が2300mAhに対して、E8が2600mAh
数値上は大きな差ではありませんが、HTC機のバッテリーセーブはなかなか優れているらしく、かなり安心出来るライフの長さです(Nexus5がヒドすぎたのも相まって笑)
HTC Sense6の出来が良い
初めてAndroidを使ってみようと思ったのは、Nexus5が所謂、素のAndroid機であるという理由からでした。
それ以前は、各メーカーごとにインストールされているUIが、どうも好きになれず、嫌厭していたのです。
Nexusを通じて、Androidがどんなものかわかった私にとって、HTCのUIであるHTC Senseはあまり違和感なく使えています。
また、Motion Launch(画面OFF状態から、ディスプレーダブルタップで復帰、スワイプモーションで特定アプリ起動等)が非常に便利で気に入っています。
その他、地味に良かった点
初期設定時の復元がiPhoneの復元並みにしっかり出来た。
HTC機、他のAndroidフォン、iPhone、その他すべての電話から、それぞれコンテンツ の復元ができるようで、Nexusからの復元でも、ほとんどのコンテンツの移行がスムー ズに可能でした。
カメラの性能、反応が良い
今どき、カメラの画素数だけで性能は語れないとは思いますが、カメラの性能はなか なか のもので、特にシャッターボタンを押してから写真を保存するまでのタイムラグ が殆ど 無く、ストレスフリーです。
スピーカーが前面にある
動画視聴時等、結構いい感じです。
結局、どうなの?
不満点は、
- ほんの少しのサイズアップが結構大きい(Nexus5のサイズ、薄さがいかに使いやすいものであったか)
- Qi(置くだけ充電)には非対応
- 端末価格は特に安くはない
といったところですが、
次期メイン端末としては、概ね満足しています。
以上、簡単な主観レビューでしたが、
興味をお持ちだった方の参考になれば幸いです^^